米国のバイオテクノロジー企業であるKaigeneは、日本の大正製薬と特別な独占契約を締結しました。この契約により、大正製薬はKaigeneの新しい自己免疫疾患治療 薬「KG006」の開発、承認取得、販売を日本国内で独占的に行います。
Kaigeneは契約一時金として500万米ドルを受け取ります。また、KG006が開発、承認、販売に関する一定の目標を達成した場合、最大3億7,300万米ドルの追加支払いを受ける可能性があります。さらに、日本でのKG006の売上に応じたロイヤルティも受け取ります。
大正製薬は自己免疫疾患向け医薬品の開発と販売において豊富な経験を持っています。今回の提携により、大正製薬は製品ラインアップを強化し、KaigeneはKG006を日本の患者へ届けるための信頼できるパートナーを得ることになります。
この契約は、Celltrionとの既存の提携には影響しません。Celltrionは、日本および中華圏以外でKG006を開発・販売する権利を保有しています。Kaigene、大正製薬、Celltrionの3社は、世界規模の臨床試験で協力し、KG006をより早く患者へ届けることを目指しています。
Coherent Market Insightsによると、バイオテクノロジー市場 は2026年から2033年まで年平均成長率(CAGR)12.5%で成長し、市場規模は2026年の1兆1,639億6,000万米ドルから2033年には約2兆6,546億4,000万米ドルに達すると予測されています。慢性疾患の増加、新製品の発売、企業の合併・買収・提携などの戦略が、世界のバイオテクノロジー市場(Biotechnology Market)**の成長を後押しすると期待されています。また、これらの疾患の増加により、バイオテクノロジー技術を活用した診断や治療の需要が高まり、市場の拡大につながると考えられています。
Kaigeneの最高経営責任者(CEO)兼創業者であるミンジェ・シン氏は次のように述べています。
「優れた実績を持ち、先進的な抗体医薬を患者へ届けてきた大正製薬と提携できることを大変うれしく思います。現在では、各パートナーの強みと専門性を組み合わせることが、世界規模での臨床開発と事業化を加速させる重要な鍵です。この協力により、臨床試験を迅速に進め、それぞれの地域で早期の市場投入を目指すとともに、KG006の可能性を最大限に引き出すため、新たな適応症についても共同で検討していきます。Celltrionとの強力な提携に加え、日本でのパートナーとして大正製薬が加わることで、『One Team』が完成しました。この連携により、KG006は世界のFcRn市場における最高クラスの治療薬となる可能性を最大限に発揮できると考えています。」
出典:
ニュース: Kaigene

