IQM Quantum Computers、世界をリードする量子コンピュータ企業は、TOYO株式会社が同社の20キュービット量子コンピュータを購入したと発表しました。これは、日本の企業がフルスケールの量子システムを使用するのは初めてのことです。
Radiance 20キュービットシステムは、オンサイトでもクラウドでも使用可能で、2026年末までに稼働予定です。IQMはすでに韓国と台湾にシステムを導入しており、これによりアジアでのプレゼンスがさらに拡大します。
TOYOは、この量子コンピュータを使用して、日本の企業や研究者が量子技術の実証を行えるようにします。また、高性能コンピューティングシステムと接続し、利用者の育成を行うことで、日本の国家量子目標を支援します。
日本には大規模な政府資金による量子プログラムがあり、2030年までに1000万人の利用者と50兆円の量子技術による生産価値を目指しています。これを達成するには、単なる研究だけでなく、実際の量子コンピュータを運用する組織が必要です。
Coherent Market Insightsによると、次世代コンピューティング市場は、2026年から2033年にかけて年平均成長率(CAGR)20.3%で成長し、2026年の2436億ドルから2033年には約8881億5千万ドルに達すると予測されています。今日のデジタル時代におけるデータの指数関数的な増加により、大量のデータをリアルタイムで処理する能力が不可欠になっています。産業分野全体で、顧客取引、センサー情報、モバイルユーザーなどから毎日膨大なデータが生成されています。
IQM Quantum ComputersのCEO兼共同創設者であるJan Goetz氏は、今回の導入について次のように述べています。「主要な企業は、インフラを所有し、運用し、それと共に成長することで、実際の量子能力を構築しています。TOYOのこのアプローチへの取り組みは、IQMの先進量子コンピューティング技術に基づく日本の国家量子戦略を実現する上で重要な一歩を示しています。」
TOYO株式会社 代表取締役社長 兼 CEO の河野敏也氏は次のように述べています。「量子技術は将来の経済成長に不可欠な戦略分野であり、特に日本の製造業の新時代において重要です。高性能コンピューティングとの統合、ユースケース開発、ビジネス人材育成などの実用化競争はすでに始まっており、理論や研究の段階を超えています。IQMとの協力により、日本における量子技術の社会実装を世界に先駆けて推進します。」
出典:
ニュース: IQM Quantum Computers

