JCBとAgodaが提携し、日本への外国人観光客増加を目指す

10 Nov, 2025 - by CMI

JCBとAgodaが提携し、日本への外国人観光客増加を目指す

JCBインターナショナル(JCBのグローバル部門)とAgodaは、18回目のJCBワールドカンファレンスで発表された3年間のパートナーシップを締結しました。この契約は2026年4月から2029年3月までの期間で、データ駆動型のインサイトを活用し、新規顧客を引き付け、マーケティング活動を強化することを目的としています。さらに、国際的な旅行者が日本を訪れる際に、より効果的にエンゲージするための新たなコミュニケーションチャネルの探求も含まれています。

この提携の一環として、JCBとAgodaは共同キャンペーンや共同マーケティングの取り組みを実施します。これにより、旅行者の顧客体験を向上させるとともに、日本での予約や支払いにおいてJCBカードの利用頻度を高めることを目指しています。

JCBカード会員は、台湾、中国、香港、フィリピン、韓国、インドネシア、タイ、ベトナム、インドなどの主要市場で、Agodaの特別ページを通じて、限定の割引や特典を楽しむことができます。

現在のプロモーションでは、専用のAgodaページを通じてホテル予約で最大12%の割引が提供されています。

2025年初頭、Agodaの最も検索されたデスティネーションは日本であり、検索数は35%増加し、同国への旅行への関心が引き続き高まっていることが示されています。

Coherent Market Insightsによると、ラグジュアリートラベル市場 は、2025年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR)7.8%で成長し、2025年の3024.1億米ドルから2032年には約5116億米ドルに達する見込みです。世界のラグジュアリートラベル市場は、世界中の旅行者数の増加により、予測期間中に大きな成長を遂げると期待されています。

「Agodaとの提携により、JCBカード会員により多くの特典を提供できることを誇りに思います」と、JCBインターナショナルの社長兼CEOである横輪正樹は述べました。「このパートナーシップにより、顧客の旅行計画に合わせたタイムリーで関連性のある情報を提供し、その がより充実したものになることを目指しています。」

「AgodaとJCBは、アジア全体の顧客に対して旅行をより価値あるものにし、アクセスしやすくするという共通の目標を持っています」と、Agodaの最高商業責任者であるダミアン・フィルシュは語りました。「AgodaのテクノロジーとリーチをJCBの強力なブランドと顧客基盤と組み合わせることで、日本へのインバウンド旅行を促進し、旅行者にとって有意義な特典を提供することを目指しています。」

また、この提携は、日本が国際観光の再興を迎えているタイミングでもあります。これは、世界的な旅行制限の緩和と、高級な旅行体験に対する需要の増加に起因しています。JCBとAgodaは、この勢いを活用し、複合的な専門知識を駆使して、ラグジュアリーな宿泊施設やユニークな旅行体験を求める高所得者層向けに特別なプロモーションやサービスを提供することに重点を置いています。

顧客満足度に共通の焦点を置いたこの提携は、両社の長期的な成長を促進するとともに、日本を世界の旅行者にとってさらに魅力的なデスティネーションにすることを目指しています。

出典:

プレスリリース: JCBインターナショナル

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