缶入りのレディ・トゥ・ドリンク(RTD)ウイスキーカクテルには、5つの国が関わっています。
今夏の初め、サントリーは自社の代表的なスピリッツである白州蒸溜所のウイスキーを使用した「白州ハイボール缶」の最新版を発売しました。しかし、この夏サントリーが提供する缶ウイスキーカクテルはそれだけではありません。
次に登場するのは、「サントリー ワールドウイスキー 碧Ao ハイボール」です。「碧Ao」は、サントリーが展開する世界5カ国の蒸溜所のウイスキーをブレンドして作られたことから、「ワールドウイスキー」と呼ばれています。使用されているのは、日本の山崎蒸溜所と白州蒸溜所、アイルランドのクーリー蒸溜所、アメリカのジムビーム クレアモント蒸溜所、カナダのアルバータ蒸溜所、そしてスコットランドのアードモア蒸溜所とグレンギリー蒸溜所です。
コヒーレント・マーケット・インサイツによると、缶入りアルコール飲料市場は2025年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR)13.8%で成長すると予測されています。市場規模は2025年に79億1,000万米ドルで、2032年には約195億5,000万米ドルに達すると見込まれています。この市場拡大の背景には、旅行や持ち運びに便利な缶飲料への需要の高まりがあります。
日本語で「碧(あお)」は「青」を意味し、サントリーはこの名称について「大陸と大陸をつなぐ海」を象徴するものとして選ばれたと説明しています。「碧Ao」は、それぞれの原酒の個性を引き立てるようにブレンドされており、風味を均一化するのではなく、滑らかに融合させることを目指しています。
今回の製品は、「碧Ao」を使用したサントリー初のRTD缶飲料であり、甘い香りと奥深い味わい、心地よいスモーキーな後味を、混ぜたりステアしたりする手間なくそのまま楽しめることが特徴です。アルコール度数は9%です。
「サントリー ワールドウイスキー 碧Ao ハイボール」は、350円(税込)で販売され、8月5日より日本全国の小売店で数量限定発売される予定です。

