レゴと任天堂が再びコラボ！超リアルな1:1スケール「レゴ ゲームボーイ」が登場
1989年に発売され、ゲーム業界に革命をもたらした任天堂の携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」。その象徴的なデバイスが、1:1スケールの精巧なレゴセットとして登場します。レゴと任天堂による最新のコラボレーションでは、まるでプレイヤー自身が当時のゲーム体験を味わっているかのような「レゴ ゲームボーイ」を再現しています。
約1年前、レゴは『ゼルダの伝説』シリーズを初めて題材としたレゴセットを発表し、リンクが冒険する森のエリアを組み立てられる仕様で話題を呼びました。そして今回、両社の新たなコラボでは、ゲームプレイそのものをレゴで体験できる、驚くほどリアルな「ゲームボーイ」が誕生しました。
実寸大で手に馴染むサイズ感
このレゴゲームボーイは、実物と同じ1:1スケールで設計されており、そのサイズ（14×9×3センチ／5.5×3.5×1.2インチ）は、かつてゲームボーイで遊んだことのある人、またはレトロゲーマーには非常に懐かしく感じられるはずです。
名作カートリッジ2本付き
421ピースで構成されるこのセットには、「スーパー・マリオランド」と「ゼルダの伝説 夢をみる島」の2つのゲームパック（カートリッジ）が同梱。いずれもゲームボーイ時代を代表する作品で、携帯ゲーム機の可能性と芸術性の高さを世に知らしめた名作です。
市場背景：デジタルゲーム産業の成長
Coherent Market Insightsによると、インスタントゲーム産業は2025年から2032年にかけて年平均成長率（CAGR）13.6％で成長すると予測されています。市場規模は2025年時点で約31億ドル、2032年には約75.8億ドルに達する見込みで、スマートフォンの普及とデジタル化がこの成長を牽引しています。
任天堂ならではのセレクションとディテール
「テトリス」こそがゲームボーイの代名詞という声もありますが、今回のレゴセットでは、任天堂が自社で開発した「マリオ」と「ゼルダ」シリーズを中心に据えることで、よりアート性の高いスクリーンパーツのデザインも実現しています。
細部まで作り込まれた設計
このキットの構造は非常に巧妙で、スクリーン部分のパーツは本体の外側に取り付けるのではなく、透明のプラスチック製オーバーレイの下に差し込む形式。まるで本物のガラス画面のような外観を再現しています。また、起動時に表示される「Nintendo」ロゴもパーツとして用意されています。
Dパッド、スタートボタン、セレクトボタン、A・Bボタンはいずれも押すことができ、音量や画面コントラストのノブも再現。組み立て途中の状態を見ると、本物の電子機器がバラバラになっているようで、思わず戸惑うほどの精巧さです。
発売日と価格
「レゴ ゲームボーイ」セットは2025年10月1日に発売予定。レゴ公式ウェブサイトにて、7月25日より予約受付が開始されます。価格は、アメリカでは59.99米ドル、日本では税込9,280円です。
