日本の製薬会社であるOno Pharmaceuticalは、カナダのCongruence Therapeuticsとの新薬探索パートナーシップを拡大しました。両社は、今後、神経学(脳・神経の疾患)および免疫学(免疫系の疾患)における小分子医薬品の開発に注力します。以前、2024年12月には、CongruenceのRevenir薬物探索プラットフォームを利用してがん治療薬の開発で協力していました。今回の新しい契約は、以前の協力とは異なる治療領域を対象としています。
新しい協力の下、Congruenceはこれらの領域の特定のタンパク質を標的とした小分子医薬品候補を作成します。Onoは、この研究から選ばれた薬の開発、製造、販売に関する独占的な世界権利を取得します。
Coherent Market Insightsによると、医薬品市場は2025年から2032年まで年平均成長率(CAGR)8.1%で成長し、2025年の1.81兆米ドルから2032年には約3.12兆米ドルに達すると予測されています。この大きな成長は、医療需要の増加、薬物開発の進展、世界的なバイオ医薬品研究への投資増加によって支えられており、予測期間中に市場の堅実な拡大が期待されています。
このパートナーシップを支援するために、OnoはCongruenceに前払い金、研究資金、進捗に応じたマイルストーン支払い、および製品発売後の売上に基づくロイヤルティを支払います。この契約により、Onoは新しい治療法を開発する能力を強化し、Congruenceは引き続き薬物探索のリソースを確保できます。
また、この協力は、異なる国の企業が専門知識と資源を組み合わせてイノベーションを加速し、新しい治療法をより効率的に世界市場に届けるという、国際的な薬物開発パートナーシップの増加傾向を浮き彫りにしています。
出典:
ニュースレター:Ono Pharmaceutical

