日本のサンドイッチチェーンが抹茶風味のポークカツでファンを驚かせる 京都と東京

04 Jun, 2025 - by CMI

日本のサンドイッチチェーンが抹茶風味のポークカツでファンを驚かせる 京都と東京

じがたいかもしれませんが、抹茶を使った洋菓子は、日本のお菓子業界では実は比較的新しい存在です。もちろん、抹茶アイスは昔からありましたし、いくつかの老舗和菓子屋でも抹茶を使用していますが、それ以外では抹茶は「飲み物」であって、「食材」として使われることはあまりありませんでした。

しかし、現代の日本文化では、抹茶を使った様々なスイーツが完全に定着しています。では、抹茶を“甘くない”料理、つまり食事系の調味料として使うのはどうでしょう?

1965年創業の東京のとんかつチェーン「まい泉」は、日本各地のデパ地下でもおなじみのテイクアウト専門店も展開しており、その中でも特に人気なのが「ヒレかつサンド」(上の写真)です。この夏、サントリーグループの茶ブランド「伊右衛門」とのコラボによって、まい泉は革新的な新作「抹茶カツサンド」を発売します!

カツそのものは、まい泉ファンに愛される柔らかいヒレ肉を使ったいつもの揚げたてカツですが、パンが違います。耳なしのふんわりしたパンに、伊右衛門の抹茶パウダーを生地に練り込んで焼き上げた特製の抹茶パンが使用されています。かじるたびにお茶の爽やかな香りと味わいが広がります。また、カツにかかっている甘辛いソースも、このコラボのために特別に作られた抹茶風味のソースです。

市場調査によると、抹茶市場は2025年から2032年にかけて高い年間成長率(CAGR)を記録すると予測されており、今後大きく拡大していく見通しです。健康志向の高まりが、業界の成長を後押ししています。

「まい泉×伊右衛門ヒレかつサンド」は、6月1日より税込540円(約370円米ドル)で販売開始。伊右衛門ブランドの発祥地である京都・宇治に敬意を表し、京都大丸、JR京都伊勢丹、京都ポルタの各まい泉店舗で販売されます。また、大阪万博会場にはまい泉のフードトラックも出店予定で、そちらでも販売される見込みですが、具体的な日程はまだ発表されていません。

一方、東京の私たちは、この特別なサンドイッチが東日本にも届くことを祈りつつ、お腹を空かせて待ち構えています。

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