約6年前、東京に「うんこミュージアム」が誕生しました。そこは、あらゆるものがうんこの形をした“うんこにまつわる空間”であり、多くの人々に笑いと創造力のひらめきを提供してきました。
その後、名古屋や現在一時開催中の福岡など、全国各地にも広がり、そしてこの9月、カラフルなうんこたちが「うんこパラダイス」として、沖縄のトロピカルな島々に上陸します。
9月19日より、「うんこミュージアム沖縄」が一般公開され、国内3つ目の常設うんこ施設となります。
過去のミュージアムで人気だった体験型アトラクションも再登場します。たとえば、「My Unko Maker」ではトイレに座ると、自分だけの色付きうんこが神秘的に登場します。
さらに、「Poop of Love Room」では、2人用の便座にカップルで座り、頭上から降り注ぐうんこのシャワーによって2人の愛が“聖なるうんこ”で祝福されます。
「Hop! Step! Jumpoo!」は、子ども向けエリアで、床に投影されたうんこを踏んで運動能力と協調性を楽しく育てられます。
また、「Poopy Princess」では、上品なうんこ型のケーキや装飾が施されたエリアで、内なる“うんこの貴族”を満たす体験ができます。
「Throw the Poop(うんこ投げ)」では、壁にうんこを投げつけるという原始的な本能を満たせるアクティビティも。
3つのレベルがあり、
「Poop Wall Breaker」ではうんこを投げて壁を破壊、
「Flower Poop」ではうんこを投げるたびに花が咲き、
「Poop Hero」ではうんこで敵を倒すというアクションが展開されます。
これらは、ほんの一部に過ぎません。沖縄限定の特別な展示もいくつか登場予定です。
その1つが「Extra-dimensional Poop Zone(異次元うんこゾーン)」です。無限の空間とうんこの世界を繋ぐとされるゲートで、吸い込まれないよう注意!もし吸い込まれたら、トイレのラバーカップで引き戻されるかもしれません。
沖縄の自然豊かな南国の雰囲気に合わせて、「うんこ鳥」も登場。彼らはとてもフレンドリーと評判で、「うんこ!」と返事をすれば、きっと応えてくれることでしょう。
うんこミュージアムのハイライト「Poop Volcano(うんこ火山)」は定期的にうんこを噴火させますが、沖縄ではさらに「Poop Waterfall(うんこ滝)」も加わり、視覚的にも壮大な演出となります。
博物館業界全体も好調で、Coherent Market Insightsによると、2025年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR)12.5%で拡大する見込みです。
2025年の市場規模は約91.4億ドル、2032年には約208.3億ドルまで成長するとされています。この成長の背景には、文化観光の拡大が大きく影響しています。
「うんこマート」も併設され、沖縄限定のうんこグッズも販売されます。中でも注目は、沖縄最大の手作りガラス工房が制作する「ラッキー琉球ガラスうんこ」。数量限定のため、お早めに!
初めて訪れる人にとって、「うんこミュージアム」はいわゆる“学習施設”ではありません。排便の科学を学ぶというよりも、「うんこ」というテーマに対する偏見やタブーを取り除き、芸術的・デザイン的な要素として再発見する場です。これにより、人々がもっとオープンにうんこの話をし、学べるようになることを目指しています。
9月に沖縄を訪れる予定の方は、公式サイトで前売りチケットを予約しましょう。当日券もあり、沖縄在住者は入場料が20%オフになります。
海外から来る方も追加料金はありませんので、食物繊維をしっかり摂って、自然の呼び声に導かれるままに、ぜひ訪れてみてください。

