富士通、ソニー銀行と協力しコアバンキングシステム設計・開発に汎用AIを統合

07 Oct, 2025 - by CMI

富士通、ソニー銀行と協力しコアバンキングシステム設計・開発に汎用AIを統合

富士通株式会社は、ソニー銀行株式会社と協力し、今年より富士通のコアバンキング・ソリューションを採用するソニー銀行の新しいコアバンキングシステムに汎用AIを接続する取り組みを開始しました。

2025年5月には、ソニー銀行は富士通によるクラウドネイティブなコアバンキング・サービスを通じて、全システムの完全クラウド移行を達成しました。この革命的な変化により、ソニー銀行の銀行システムおよび業務全体の柔軟性と拡張性が飛躍的に向上しました。

この戦略的イニシアティブは、ソニー銀行のクラウドネイティブ環境において汎用AIを採用したAI駆動型開発エコシステムを構築する初期段階を担います。2026年4月までに、両社はソニー銀行のすべてのコアバンキングシステム開発プロジェクトに汎用AIを導入し、日本の金融業界における先進的なAI活用モデルを確立することを目指しています。

Coherent Market Insightsによれば、フィンテック産業市場 は2025年から2032年にかけて年平均成長率 (CAGR)9.8%で成長し、2025年のUSD 377.2 百万から2032年には約USD 654.4 百万に達する見込みです。オープンバンキングの普及、決済エコシステムの拡大、データ技術の進歩がこのフィンテック産業の成長を後押ししています。

「我々の目標は、技術革新を通じてお客様に新たな価値を提供することです。富士通とのこの協業を通じて、汎用AIをコアバンキングシステム開発に統合できることを大変嬉しく思います。このパートナーシップは単に効率性や品質の改善にとどまらず、お客様により柔軟で俊敏なサービスを解放する鍵となります。クラウドネイティブ環境と最先端AIの融合は、金融サービスの未来を再定義する大きな前進です。」

「5月に次世代デジタルバンキングシステムを無事に納入した基盤を活かし、富士通はソニー銀行と協力して汎用AIを活用したシステム開発の革新を目指します。本取り組みは、汎用AIを中心とした真にAI駆動型の開発エコシステムを本格的に始動させるものです。富士通のAI技術力と事業知見をソニー銀行の運用中核銀行ソリューションに統合することで、開発・サービス提供を飛躍的に加速させることを期待しています。」

今後、ソニー銀行は新しいコアバンキングシステムのクラウドネイティブ特性を最大限に活用し、開発効率を加速し、品質を向上させ、さまざまな外部サービスを統合し新技術を採用することで、迅速に新商品・サービスを提供していきます。

この一歩をもって、富士通はコアバンキングソリューションを通じて引き続き金融業界に照準をあてた取り組みをUvanceとともに推進していきます。こうした方法で、富士通は金融機関の業務運営を強化し、より豊かな社会の実現に貢献することを目指します。

出典:

プレスリリース:富士通株式会社

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